【新築日誌 #3】電気・給排水工事~完成編│伊豆高原 O様邸
こんにちは。
伊豆高原 O様邸の新築工事。前回は建方工事~サッシ工事までをご紹介いたしました。
【新築日誌 #2】建方工事、上棟式、屋根・サッシ工事編│伊豆高原 O様邸
今回は電気・給排水、断熱、外壁、内装仕上げ、その他工事をご紹介いたします。
いよいよ新築住宅の完成です!
電気・給排水/断熱/外壁工事
O様邸は屋根と壁に断熱材を吹き込むため、先行して電気配線や給排水工事を行いました。断熱材施工後の配線・配管変更は基本的にできないため、計画通りに正しく施工していきます。
電気・給排水工事が完了したら、壁に透湿防水シートを貼り、通気胴縁を入れます。
透湿防水シートは雨水などの侵入を防ぎ、住宅内部の湿気を外に逃がしてくれます。また、通気胴縁はサイディングと防水シートの間に通気空間を作ることで湿気を外へ排出し、万が一雨水などが内部に侵入した場合も外気を通して乾燥させる役割があります。
この工程には壁内の結露を防ぐ目的があります。壁内が結露すると断熱材にカビが発生し、柱や梁を腐らせてしまったりアレルギーの原因となり健康被害を及ぼす場合もありますので、長く安心してお住みいただくために必要な工程です。
その後、断熱材を充填いたしました。今回は、日本アクア様の断熱材「アクアフォーム」を採用。フロンガスを使わず水を使って現場で発泡させるため人と地球に優しく、断熱性・気密性・吸音性に優れた断熱材です。
最後に、内側には壁、床、天井に石膏ボードや構造用合板を貼り下地をつくります。外側にはサイディング材を施工し、サイディング材の隙間をコーキング処理をして施工完了です。
内装仕上げ/設備/その他工事
クロス(壁紙)、床、建具などの内装を仕上げていきます。
同時に、ユニットバス、キッチン、洗面台、トイレなどの設備も取り付けます。
玄関タイルも丁寧に貼っていきます。
全ての工事が完了したら検査機関の竣工検査が実施されます。その後、お施主様に仕上がりを見ていただき、問題がなければお引き渡しとなります。気になる箇所がありましたらお引き渡し前に補修を行いますのでご安心くださいませ。
さいごに
新築工事の流れを3回に渡ってご紹介いたしました。ここまでご覧いただきありがとうございました( ^ ^ )
立地や使用する部材などによって工程が変わることがございますが、大体の流れはお分かりいただけたかなと思います。
気になる完成後の様子は施工事例として詳しくご紹介いたしますので、そちらもぜひご覧くださいませ!