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丹那トンネルの物語と
丹那断層

皆様は、「丹那トンネル」をご存知でしょうか?静岡県東部の方はおなじみですね。東海道線の熱海ー函南間、東海道新幹線の熱海ー三島間には、長いトンネルがあります。東京ー名古屋、大阪間を行き来したことがある方は、一度はこのトンネルを通過しています。東海道線では7,804mを約7分間、新幹線では7,959mを約2分で通過します。

 

実はこの丹那トンネル(在来線の方)、工期が当初計画より9年も延び、16年にもおよびました。その間、崩落事故などにより67名もの死者を出した難工事だったのです。その要因の主なものが、トンネル上部に位置する丹那盆地を渇水させるほどの出水が発生したこと、丹那断層が非常に柔らかい断層であったため、掘るのが困難だったこと、工事期間中に北伊豆地震が起こったことなどです。

 

その昔、丹那盆地では豊富な水を使ったワサビや稲作を行っていたものの、渇水によってこれらが栽培できなくなってしまい、酪農地帯に変身したのです。それほどの出水があったとは驚きです。現在では、ブランド牛乳として名高い丹那牛乳を作り出す牧場をはじめ、多くの酪農スポットが存在します。

 

そして北伊豆地震により、断層に沿って場所によっては2mを超える横ずれが生じたようです。丹那盆地には、丹那断層のずれを確認することができる丹那断層公園があります。園内にはむき出しの断層もあり、その痕跡を目の当たりにすることができます。

 

こちら丹那断層は、伊豆半島ジオパークの中の見どころ「ジオサイト」の一つとして、地層マニアや断層ファンにはたまらないスポットとなっています!(^^)!

 

ちなみに、丹那トンネルが無事貫通した26年後に、東海道新幹線のための「新丹那トンネル」の工事が着工されましたが、こちらは4年で完成しました。工期が短期間で済んだのは、時代が進んで掘削の技術が進歩したこと、以前の丹那トンネルの工事の際に丹那盆地の水が抜けていたこと、丹那断層の掘削に関しての教訓があったことが貢献したと言われています。

 

丹那盆地の全景をご覧になりたい方は、伊豆スカイラインの玄岳付近がオススメスポットです。晴れれば相模湾、駿河湾、伊豆七島、富士山から南アルプスまで望めます。伊豆スカイラインは、富士箱根伊豆国立公園内の全長40.6kmの有料観光道路です。高原の爽やかな風と眼下に広がる雄大な自然!伊豆半島を代表する絶景ドライブコースですよ(*^^*)

 

 

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