【新築日誌 #2】建方工事、上棟式、屋根・サッシ工事編│伊豆高原 O様邸
こんにちは。10月に入り涼しく過ごしやすい日が増えてきましたね。
先日窓を開けてドライブしていると、どこからか金木犀の良い香りが漂ってきて秋を感じました( ^ ^ )
伊豆高原 O様邸の新築工事。前回は基礎が完成するまでをご紹介いたしました。
【新築日誌 #1】着工準備・基礎工事編│伊豆高原 O様邸
今回はいよいよ柱や梁などの基本的な構造部分を組んでいきます。
建方工事
家の骨組みとなる柱、梁、桁、母屋などの構造体を組み上げていき、棟木を取り付けます。現場で作業がスムーズに進むよう、木材は工場などで切断・加工されたプレカット材を使用しております。
その後、羽子板ボルトなどの金物を使って構造材が外れないように固定していきます。
上棟式
建物の骨組みを完成させる棟上げの後に「上棟式」を執り行いました。上棟式は、家屋の守護神と大工の神を祀って、棟上げを無事に終えられたことに感謝するとともに、この先の工事の安全と新いし住まいに災厄が起こらないよう祈る儀式です。
棟木の上に幣串と呼ばれる飾り物をつけ、建物の四隅に米、酒、塩などをまいてお清めをいたしました。最近では、このように簡易な流れの上棟式が増えています。
防蟻処理
建物の害虫であるシロアリからお家を守るための処理です。間柱、筋交いを取り付けた後に、床下と1階の床から高さ1mの範囲に防蟻剤を塗布します。万が一シロアリ被害にあってしまった時のために保証サービスに登録いたしますので、安心してお住みいただけます。
屋根工事
すでに現場に運び込まれている資材などが雨で濡れないよう、屋根工事が始まります。
まず、建方工事の際に施工した屋根垂木(屋根の骨組み)の間に通気スペーサーを入れます。通気スペーサーは室内からの湿気や熱を外部に排出し、断熱材内部の結露を防ぐ役目をしてくれます。また、今回使用した日本アクア様のアクエアーシルバーはアルミコーティングによる遮熱性が高いため、夏の暑さ対策に効果的です。
そして、屋根下地合板、屋根防水シート(ゴムアスルーフィング)を貼り、最後にガルバリウム鋼板を平葺き施工いたしました。屋根材には日鉄鋼板様のニスクカラーPROを採用いたしました。
サッシ取付工事
柱と柱の間にサッシを取り付けていきます。サッシはLIXIL様のサーモスⅡ-H LowE アルゴンガス入りです。アルゴンガスは空気よりも熱伝導率が低く比重が大きいため、複層ガラスの断熱性能を高める効果があります。そのため、冬に窓から熱が逃げるのと、夏に家の中に熱が入るのを防いでくれます。
中間検査
サッシ工事後のタイミングで第三者機関による中間検査が実施されます。中間検査では、建物が事前に届け出た確認申請の通りに施工されているかを見ていただきます。例えば、筋交いの位置は合っているか、柱が外れないように計算によって決められた金物が入っているかなどの確認をいたします。
今回はここまでとなります。次回もどうぞお楽しみに~!